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症状が出てなくても油断大敵な高血圧症

高血圧症とは?

血圧の値は、何らかの原因によって高くなることがあります。

血圧が高い状態が長く続く症状を高血圧症といいます。

高血圧症になっても、通常すぐには自覚症状がない場合が多いですが、長期間血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、各組織でトラブルを引き起こします。

中でもダメージを受けやすいのが脳と心臓と腎臓です。

高血圧症になると?

高血圧症になると、脳出血や心不全、腎不全といった生命を脅かすような病気になる確率が非常に高くなります。

また血管に常に負担がかかるため、血管が硬くなり、動脈硬化も進行しやすくなります。

生活習慣の改善が大切

高血圧の治療は、まず第一に生活習慣を改善することです。

その基本は、適度な運動、減塩、減量(ダイエット)、節酒、禁煙です。

また、最近は高い血圧を下げるのに働く食品成分がいろいろ発見されて、有効な臨床データもでており、国もその有用性を認めた食品(特定保健用食品)が販売されています。

こういった有効な食品を利用することも、生活習慣の改善のひとつだといえるでしょう。

高血圧の症状

高血圧はサイレントキラーとも呼ばれ、症状がほとんど表れません。

高血圧と診断される直前から肩こりがひどくなった、頭痛がするようになったという方もいますが、高血圧だけの症状ではないので、やはり症状から診断をすることはできません。

健康診断や、最近では自宅で血圧を測る方も増えているので、その数値を診断の基準としています。

ただ、実際健診で血圧の値を指摘されてもどこか痛い場所があったり、生活に支障がでたりしないため、診察を受けないまま放っておいてしまう方が多いのも実際です。

高血圧の原因

遺伝や肥満、糖尿病(予備群)、ストレス、喫煙、飲酒などが高血圧の危険因子で、実際高血圧の方はこの中のいくつかに該当していることが多い傾向にあります。

遺伝については、両親とも高血圧の場合は、子供が高血圧になる確率は約50%、片親が高血圧の場合には30%前後というデータもあります。

しかし高血圧は生活習慣の影響が大きいため、生活環境をきちんと整えていれば、高血圧にならないということも実際にあります。

また、逆に両親とも高血圧ではなくても、不摂生な生活を送ることで、子供だけが高血圧になることがあるのも実際のところです。

心臓や血管を健康に保つための治療

高血圧治療の目的は、血圧を下げることそのものではなく、将来の心臓や血管の病気にならないように、またその結果としての心疾患や脳卒中を防ぐことにあります。

具体的な治療は、血圧の高さのレベル、また高血圧以外の心臓や血管の病のリスクがどのくらいあるかによって分けられ、治療方法は変わってきます。

高値血圧
130~139/
80~89mmHg
Ⅰ度高血圧
140~159/
90~99mmHg
Ⅱ度高血圧
160~179/
100~109mmHg
Ⅲ度高血圧
≧180/
≧110mmHg
リスク第一層
予後影響因子がない
低リスク 低リスク 中等リスク 高リスク
リスク第二層
年齢(65歳以上)、男性、喫煙
脂質異常症のいずれかがある
中等リスク 中等リスク 高リスク 高リスク
リスク第三層
脳血管病既往、非弁膜症性心房細動、糖尿病
蛋白尿のある慢性腎臓病のいずれか
またはリスク第二層の危険因子が3つ以上ある
高リスク 高リスク 高リスク 高リスク

低リスク群

生活習慣改善を治療の中心として行っていきます。

生活の改善を3カ月続けても血圧が140/90mmHg未満に下がらない場合は、薬による治療を合わせて行っていきます。

中等リスク群

まず生活習慣の改善から取り組んでいきます。

低リスク群より早く、1カ月後に140/90mmHg未満に下がらない場合には、降圧薬治療を合わせて行っていきます。

高リスク群と重症血圧患者

高い血圧のままの状態を放置すると危険なため、生活習慣の改善と薬物療法を同時に始めます。

不安などありましたら、お気軽にご相談ください

治療については患者さまの全身の状態をきちんと診断し、説明を行わせていただいた後、治療をスタートさせていきます。

わからないことや薬についての不安などありましたら、お気軽にお尋ねください。

またご自分で血圧値をつけていらっしゃる方は来院時にお持ちください。

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